お電話でのお問い合わせはこちらからどうぞ

代襲相続と養子縁組・離婚

相続手続と養子縁組・離婚などがどう関連するのかについては本編中の相続と養子・離婚などで説明していますが、本編中でもアクセスが多く、より詳しい情報を求めている方が多いようですので、代襲相続時の関係を中心にもう少し説明していきたいと思います。

まず最初に代襲相続となったとき、先に死亡していた養子の子が“養子縁組前に出生したのか”“養子縁組後に出生したのか”で代襲するのかしないのかが変化する、ということをおさらいしておきましょう。
養子の子がまた養子であったときについて、養子となったときのタイミングも上記と同様な結論となります。

養子縁組と代襲相続についてはさらにややこしい論点があります。
資産家の方の家などに結構見られるのですが、自分の息子の配偶者や孫を養子にしているようなケースです。

孫については養子としての立場と、代襲相続人(孫)の立場がどうなるのかについて。
息子の配偶者が養子となったケースについては、息子(先に死亡)・配偶者(生存)双方の子である孫は息子を代襲することができるのかについて論点となります。

まず前者についてですが、孫は養子としての立場と代襲相続人としての立場の両方について相続人の資格を得ることになります。
つまり被相続人死亡時に、配偶者は既になく、子は3人(うち1人は養子である孫)で子の1人(孫の親)が既に死亡している場合、孫は代襲相続人としての相続分3分の1と、子としての相続分3分の1を得ることになるのです。

次に後者についてですが、息子の子である孫は通常通り代襲相続人となります。
これについては特に原則の修正といえるようなものは無く、養子となった配偶者も、子としての相続分を得ることになります。

代襲相続と離婚との間でよくある誤解

本編の方で被相続人の子が、離婚した配偶者の方についていき、音信不通となっていた場合について説明したのですが、代襲相続についてはまだ説明していませんでした。

この、代襲相続と離婚についても誤解している人が多く見られます。
例えば息子が離婚し、孫が離婚した配偶者の戸籍に移っているときです。

このような場合について、離婚して戸籍も他に移っているから、仮に息子が先に死亡していても孫は息子(孫から見て父)を代襲しない、と考えている人が多いようなのです。

しかしこれは誤りで、離婚して他に戸籍が移っていても、原則通り代襲相続となります。
もちろん相続手続には孫に関する戸籍などの書類も必要となります。

以上、相続と養子・離婚についての補足の説明です。
また、追加で説明の必要がある論点があれば、順次追加していきたいと思います。

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ
にほんブログ村

コメント