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相続手続きと戸籍のコンピューター化

相続手続きにおいて、戸籍ほど重要なものはありません。

その戸籍ですが、順次コンピューター化が進められています。
制度の「うり」は事務処理の効率化によるスピードのアップ・・・だそうです。

ところが「効率化」のはずが、われわれ相続手続きを行うものからすると、とても不便なことが発生しています。
地元の京都市はまだ戸籍がコンピューター化されていないのですが、そのおかげで逆に手続きは進めやすいのです。

どういうことか説明していきましょう。

この戸籍のコンピューター化は、平成6年に戸籍法及び住民基本台帳法の一部を改正する法律が施行されて、従来紙によって調製されていた戸籍が、磁気ディスクに記録して調製してもよいことになったため、各自治体で(コンピューター化の対応速度は自治体によっていろいろです)順次進められるようになりました。

各自治体が紙から磁気ディスクに移行するにあたって、戸籍が改製される(新しい戸籍につくり直されること)ことになったわけですが、従来の紙の戸籍の場合は改製されても戸籍の記載自体は引き継がれていました。

しかし今回の戸籍のコンピューター化による改製では、現に効力を有する事項のみを移行する改製方式を採用しているため、例えば改製の戸籍に記載されていた子が婚姻等の理由により除籍や消除されていたような場合、コンピューター化された戸籍にはその旨のデータが移行されないといったことになってしまっているのです。

また、コンピューター化された戸籍は「記載の必要のないものは省略」されているため、紙のころは記載されていた事項について記載がなく、戸籍を見ただけではわからないことが多くあるのです。

具体的にどのような問題が起きるかは、次回に説明したいと思います。

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