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スポーツ放送(報道)に感じる拭い難い違和感

先ごろ南アフリカで行われたサッカーW杯が幕を閉じた。

決勝はスペインとオランダという僕の贔屓のチーム同士の対戦で大いに期待したのだが、結果はともかく内容はラフプレーが多く、残念な感じが残るものになってしまった。

ま、それは横において置くとして、今回は日本代表が決勝トーナメント進出と躍進し、深夜の放送であったにもかかわらず、多くの人が日本代表の試合を観戦したようだ。

僕も日本代表のデンマーク戦を始め、いくつかの試合を徹夜に近い状態で見ていたりしたので(ウィンブルドンもあったし)、W杯が終わったことにちょっとほっとしていたりもするのである。

さて今回も、W杯中継の本放送を始め、W杯開始前から多くのW杯についての特番が組まれていた。
もちろん新聞・雑誌などの文字媒体についても多くの特集記事が存在した。
日本代表が敗退した後も、もちろんいろいろなW杯に関する番組・記事がある。

しかし僕はその放送・報道に、拭い難い違和感を感じるのである。
最もわかりやすい例が岡田監督に対する報道だろう。

決勝トーナメント進出決定以降は、賞賛記事のオンパレードである。
確かに良い成績を残したのだから当然といえるのかもしれないが、岡田監督の何もかもを手放しで賞賛しているような記事などには違和感を感じずにはいられない。
要するにそこには、次を見据えた冷静な総括がまるで見られないのである。

今回確かに岡田監督は選手からの進言を入れ、W杯直前に守備重視に大胆に戦術を変更した。その決断は賞賛されるべきだろう。
W杯での日本代表を「3戦全敗」と予想した僕は、素直に「ごめんなさい」である。

ただし決勝トーナメント進出は、カメルーンの状態が最悪だったこと・本田の急成長・対戦順など、いってみれば全てのピースが奇跡的なぐらいにうまくはまった結果であることも、また事実である。
次も今回のように・・・というのが通用しないのは明らかだ。

岡田監督の采配についても、相変わらずW杯では通用すると思えない特定選手へのこだわりなど、不可解な采配も多々見られた。
また、この2年間・あるいは選手選考時から現実的な対応をしていれば・・・という意見も当然出てしかるべきだろう。

テレビ局などは確かに盛り上げるのが仕事ではあるだろう。
しかしそれはあくまでも現実を見据えて、のものでないといけないのではなかろうか。

選手への評価もまたそれである。サッカーに限らず、世界レベルで評価されている日本人選手はかなり少ないのが現状なのだが、スポーツ中継ではあたかも世界で評価されている選手が多数いるような錯覚を視聴者に持たせるような放送が行われ、またそのような選手が長く中心選手として居座る構図が見られる。
まあこれについてはまたその内に書くだろうけど。

日本のスポーツの『次』を本当に考えるのなら、単に盛り上げることだけや特定の選手・監督など持ち上げることばかりを優先した放送(報道)は改めた方がよいと思うのだが。

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