うちのりく(陸)はへたれなところはあるが、基本的には(親バカだが)素直で気立てがよく、また器量も申し分ない(ご近所一)柴犬だ。
りくと暮らしてもう7年半になるが、僕が辛いときはまるで「空気を読んでいる」ような感じで癒してくれるときもたびたびある。
が、一つ困ったところがある。
車をまったく怖がらないのだ。
先代は別に教えたわけでも、また特に怖い目にあったわけでもないのに車やバイクを避けるようにしていたのだが、りくにはまったくそんなところがない。
車やバイクがかなり近くを通っていても、まるで気にしていないのである。
実はこれは結構困るのだ。
歩道ギリギリのところを走っている車やバイクもいるし、歩道にしてもかなりスピードを出して走っている自転車もいる。
歩道を散歩させていても危険が無いわけではない。
少しは車を怖がって自分から避けるようにしてくれないと、もし散歩中にリードが首輪から外れたりしたらと考えると非常に怖いのだ。
とはいえ、いまさら車を怖がるようになるとも思えないし、また怖がるようになるよう、わざわざ怖い目にあわせるなんてこともできないわけで。
せいぜいこっちが気をつけるしかないな、と。
もしかしたら、育ちに関係があるのかもしれない。
先代は生後3ヵ月くらいで家に連れてこられたが、りくは生後1ヶ月くらいで家に連れてこられている。
人間と早くから生活しすぎた分、人間に対する警戒心が育たなかったのかもしれない。
なお、画像については内容とは特に関係ありません。
